2016-11-10(Thu)

文化構築からのマーケットの発生

久しぶりに、真面目な話を書こうかなっておもいます。


今日のテーマは『文化構築からの、マーケットの発生』という、柔いんだか、堅いんだかわからない感じのタイトルです。


もっと簡単にいえば、
『ものを売りたいなら、文化をつくれ!』

みたいな?

とりあえずどういう話かというと、


たまに、コレを売りたい。

みたいな相談が私の元に舞込みます。

その時点で、既に物があるというやつですね。

それをみて、私はそっとため息をつく事になります。

仲間内にもいる、凄腕のコンサルタントさんに振れば、いい感じに売り先をみつけてくれるかもしれませんし、プロデュースしてくれる場合もありますが、そんな凄腕のコンサルに頼んだとしても、永続的に売るのは難しい気がします。

開発投資したものを回収しプラス利益を出さなきゃみたいな話ならば尚更で、作ってしまったものをなんとか売り捌くだけなら、出来るようにはおもいますが、つまり、儲けれるなんてめちゃハードルが高い、多分、コンサルさんは儲けますけどね。


何が言いたいかといえば、作ってからどうやって売ろうみたいな商品は作っちゃダメって話。

多分、コレは売れるから、凄いからみたいな、商品だとしとも、確率は1割以下だと考えてください。

大手のメーカーだって、それぐらいの打率なんですよ。

ジュースや、お菓子などの期間限定品みたいなテストマーケティング商品の9割が、全国展開せずに消えていく世界なんです。

しかも、優秀な人財がマーケットなども分析して尚且つです。


町工場のおっさんが思いつきで作った。
補助金もらたから、やってみた。

的な商品がヒットするなどは、もしかしたら、1パーセントくらいかもしれません。

デザインを凄いデザイナーに頼んでコラボする、なんかだともう少し確率はあがりますが、少し上がるかもくらいだ。

って私はおもいます。

凄いデザイナーでも、数打たないといけないんです。


じゃあ、商品開発とか、メーカーになるとか、無理やん。

って思うかもしれませんが、そうとは思いません。

比較的、成功するだろう。

と思われる方法がある筈。

で、私が日頃から思っている事は、

まずは、売れるだろう物を考えるのでは無く、必要になったものを作る。

必要になる状況、つまりニーズを創り出し、それを作れば良いと思うのです。

ニーズを創り出すには、実は文化を作らねばなりません。


本を売るには、本を読むという文化が必要最低限必要だし、料理本なら、料理を作るという文化を作る必要がありますね。

その場合どこに?とか誰に?
が所謂ターゲットです。

私は、『男子ごはん』という国分太一さんのお料理番組が好きで時々みますが、あの番組ができるまで、男子がごはんをつくる。
という文化は今のように一般的に受け入れられていなかったとおもいます。

もこみちさんのMOCO'Sキッチンなども、同様だとおもいます。

そして、男子ごはん、MOCO'Sキッチンの料理本は
実際、もこみち好きな女子だけではなく、男性が購入するのだとおもいます。

視聴者の男女比率なども気になるところですw

さて、これらの番組がない時代に男性向けの料理本は売れたとおもいますか?

私は売れないとおもいます。

つまり、そういう文化がなかったわけです。



ここで、文化について考えてみましょう。

文化を作るには、教育が必要です。

所謂、文化遺産だったり、文化財、文化的な、何かが発展するには、ベースとなる教養が必要不可欠です。
頭が良い必要はなくとも、最低限、コミュニケーションを取るだけの言語能力ならびに、識字率は上げる必要があります。

目と目で通じあう〜。

だけでは無理あるよねって事です。
男女の仲しかり( •́ .̫ •̀ )↷↷
(言葉があっても、通じ合えねーよ。)


もちろん、原始時代、原始人にも文化はあったかもしれませんが、生きる、死ぬみたいな明日をも知れぬ状態で文化が発展していくというのは実際難しいでしょう。

もちろん、退廃的文化や諸行無常というものは、ありえます。

会社にも似たような事がいえますね。

教養、教育がない集団よりは、教養、教育が確立されている方が、イノベーションも起きやすいでしょう。つまり、そういう企業文化なわけです。

仕事に追われすぎているような状態で前向きに新しい事が考えられませんし、考えても実行が難しいですしね。

新しい文化が生まれれば、そこには必ずニーズが生まれ、大なり小なりマーケットが発生します。

自社の規模により、大きさは変わりますし、良いものであれば、他社にも横展開が始まるでしょう。

自分が良いと思ったものが、本当によければ多くの人が共感し、同じく良い、欲しい!

という、欲求が生まれるわけです。
つまり、マーケットが拡大します。

大きなマーケットを創り出したり、狙うのはお金がかかったり、運などにも左右されますが、比較的小さめなマーケットならば、さほどお金をかけずに構築する事が実は可能です。

地元で流行してるみたいなやつですね。

昔、私が小学生の頃、新しく赴任してきた先生が、けん玉では賞を取るくらいのけん玉オタクでした。
その先生は、まずはクラスでけん玉を教え始めました。

そして気がつけばいつしか、隣のクラス(私)や、その学年全国に、けん玉ブームが広がり、ほとんどの生徒がけん玉を持っていました。

学年全体だけでも、200〜300、全学年ならば
1000以上の、けん玉の需要が生まれてしまいました。

私は前回のブログでかきましたが、ファミコン世代でしたから、けん玉なんて、その先生がいなければ、見向きもしない世代なはずです。

ちなみに、そのおかげで、私は飛行機(玉を持って、本体を差し入れる技)くらいなら出来ますw

これは、先生を起点にして、けん玉をするという、ブームであり、文化が構築されたからです。


他にもある業界だけ、みたいなものつまり隙間産業と呼ばれている、あれば確実に購買したい人がいる!

というものが存在します。
またそういうニーズに向けて、課題を解決するためにはこれが必要という、業界スタンダードを作り出すことは出来ると思われます。

本来、中小企業はそこを狙うべきです。

これらを踏まえ、文化がない会社では、文化を作り出すのは難しいと私は訴えます。

つまり、売れるものを作り出すとは、そういう製品に対しての付加価値をどう考えるかであり、特別な技術が必要とかではないよ。

というお話です。

だから私、補助金ありきで、もの作るとか絶対反対ですね。

商品開発をしたい方は、是非その辺を再度考えていただけると良いのでは?

と、思われますよ。






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プロフィール

usaginomirai

Author:usaginomirai
(株)IMDワークス&MDファクトリーHS(株)代表取締役 の川端です。中小企業の未来をサポートする、ものづくりの地域を越えた顔の見える連携をテーマに連携事業、教育事業をベースに活動中。

ニックネームは、日本全国神出鬼没なことから、ものづくりのくノ一

MDファクトリーHS(株)
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