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MDファクトリーHS(株)&(株)IMDワークス&MDプレス工業㈱ 川端政子の 目指せ伝説の女社長!

MDファクトリーHS(株)&(株)IMDワークス&MDプレス工業㈱ の代表取締役。中小企業の未来を切り開くため 東京中小企業家同友会墨田支部副支部長&monozukulink.net設立事務局&東京3S研究会事務局&3Sサミット実行委員2013.1からは墨田区KFCインキュベーションマネ^ジャーに就任、その他地域活性化プロジェクトに多数参加中!
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標準化しても魂は失われない

人ほど高感度なセンサーはない。
最近それを実感する事が多い。
そういえば、熊本のミシン針メーカーさんに行った時も、品質検査はパートさんだった。
多額の費用をかけて導入した画像認識ソフトよりも、パートさんの目が確実らしい。
ずらっと並んだ針の僅かな歪みを光の反射具合で抜き出す様子に唖然としたし、ひどく安心もしたのを覚えている。
実際、パートのおばちゃん達の目をオートメーション化するのには巨額の費用がかかる。
巨額の費用をかけても、パートのおばちゃん達に勝てるかは微妙である。
おばちゃん達の目は数千万の高感度センサーよりも、高感度なのだ。
標準化する際のポイントは、誰にでもできることこそ標準化するというのがある。
例えば、先日訪問したプレス会社は段ボールを組み立て運ぶ作業をオートメーション化していた。
非常に理にかなっている。
さて、貴方の会社には熟練の職人さんはいるだろうか?
彼らは大抵素晴らしいスキルを持っている。
しかし、それをいかに次世代へ伝えるのか?
知識の継承は中小企業の深刻な課題でもある。
継承出来ない技術は、今この瞬間にもロストテクノロジーとなる。
たくさんの技術がそんな感じで失われたのだと思う。
しかし、今、私たち人類は、ITという技術を手に入れている。
製造技術マニュアルを作る際、動画マニュアルを作るべき!とわたしは強く主張する。
IoTが加わるとさらに精度は増すだろう。
職人の皆さんに言いたい、自分がやってきたことをちゃんと次世代へと継承して欲しい。
そして、口下手、教え下手な貴方にこそITを活用していただきたい。
動画やセンサーに強い拒絶反応を示す貴方。
動画に写っても魂は抜かれないのです。
実際、標準化は凄腕職人さんの劣化版コピーであると私は思う。
みんなが凄腕にはなれない。
しかし、普通くらいにはなれる。
普通くらいの人をいっぱい作ったとしても、貴方の凄腕を本当に継承できる人は多分1割以下なのです。
割合的には多分そんなもんなんです。
しかし、その1割も広く浅く伝えて初めて1割なのです。
さらにいえば貴方を超える人は出来が良い1割のさらに1割いないかもしれません。
100人指導したら天才は1人くらいいるかもしれない。
そんなもんです。
実際、私はたくさんの人に講義します。
年間だと、ざっくり少なく見積もって500人くらいでしょう。
それをかれこれ7年続けたので、3500人ですが、実際3Sコンサルとして適性があり巣立た人は3人です。
つまり1%以下です。
厳密にはわかりませんが、0.08%くらいなわけですね。
固有スキルを継承するのはそれくらい難易度が高い。
だから、チャレンジしないのではなく、劣化版コピーで良いのだ、広く浅くたくさんにコピーをばら撒けば、ばらまくほど、深化する個体(人)が生まれる。
さらにいえば、IT技術の進化により、劣化版コピー技術は向上する可能性を秘めている。
3Dプリンターなどはその良い例だ。
劣化版コピーはITの進化でオリジナルを超える可能性がある以上、ロストテクノロジーになってはいけないのだ。
貴方の魂は標準化しても失われない。
むしろ、標準化して後世へ残るのだ。
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プロフィール

usaginomirai

Author:usaginomirai
㈱IMDワークス&MDファクトリーHS㈱&MDプレス工業㈱代表取締役 の川端です。中小企業の未来をサポートする、ものづくりの地域を越えた顔の見える連携をテーマに連携事業、教育事業をベースに活動中。

ニックネームは、日本全国神出鬼没なことから、ものづくりのくノ一

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